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brainML の中で私にとってとどめておくべき皆様の言葉や教えをここに記録しておきます。
思えばもっと早くからこのような記録を作ればよかったと悔やまれます。
亡き三本松師匠にも多くの教えをいただきました。女王陛下というあだ名とともに。

競争社会に打ち勝つための 4条件
Difficult Person
IT時代のよい人材の見つけ方
ソーシャル スタイル



競争社会に打ち勝つための 4条件

飯坂 譲二様(ビクトリア カナダ)

1:コアの有無ーその主体の存在意義、存在を規定するコアとなるもの有無

  個人であれば、社会で通用する能力,専門知識、企業であれば、売れる製品
  や買い手のあるサービスを提供できるかどうか、国家であれば国際社会を
  相手に買ってもらえる製品やサービスを輸出し、必要な原料を得られるか、
  侵略されずに、国を護り国民を豊かに、安全に暮らしていけるようにする
  ということがコアになると思います。

2:適時性 1:があるという前提にたって、必要なものやサービスをタイムリーに
  提供できるかどうか。いくら美味しいものを出すレストランも、ものが出て
  くるまで、長時間待たされると2度と行きたくなくなります。

3: よい関係の維持/よいリレーションの有無ー個人の場合には、よい友人、
  先輩や後輩その他の人間関係が大事なのは改めて申すまでもありません。
  企業の場合、消費者とのよい関係ばかりではなく、納入業者は一般社会の
  との関係も含みます。国家の場合、やはりよい国際関係の維持でしょう。

4:継続性/一貫性-1,2,3の弛まない維持
  ポカ休の多い飲み屋には自然足が遠のきます。あそこに行けば何時も
  美味しいものを食べさせてくれる、あそこの製品はなにかあっても、
  すぐに修理してくれるといった安心感が大切だと思います。


Difficult Person

飯坂 譲二様(ビクトリア カナダ)

このDifficult Personのタイプには、次ぎのような分類があります。

1:エクスキューズ・メーカー(Excuse Maker)-いい訳居士です。
   古今東西、この類は多いのではないでしょうか。そろそろ仕事が終って
   いるとおもってチェックすると、いろいろないい訳をいって仕事が
   終っていない。

2:知ったかぶり(Know it all)-結構この手は北米では多いように思います。
   「わかっています」と気楽に引きうけるのはいいのですが、知らないこと
    までで、知っている、経験があるとほざきます。十分気をつけないと
    とんでもない誤解をしていたり、いい加減なところで、これでよし
    と終えてしまったりします。知らないということがこけんにかかわる
    と思っているようです。

3:ストーラー(Staller):ぐずぐずいろいろな理由をつけて、物事をあいまい
    なままにし、判断を先き送りにします。場合によっては、誤魔化しに
    専念する類です。国際的にみて、日本はこの手の難しい相手だと思い
    ます。ようするにぐず。

4:チャ-マー(Charmer):うわべだけで済ますタイプ、外資系の会社に多い
    英語屋のその類、仕事が碌に出来ないのに英語だけでえらくなるタイ
    プ、イエスマンや、へつらいタイプ、結局は上司に本当の情報が伝わ
    らず判断を誤らせる元凶です。でもこれは上司の方のもんぢあかも知れ
    ませんね。

5:クラム(Clam)-まさに貝です。会議で発言しない。提案もない。仕事の指
    示をしても、判ったのか、質問もせす、何をいっても暖簾に腕押しタイ
    プです。

6:コンプレーナ(Complainer)−万年不平・不満分子
    兎に角不平を言わないと気が済まない。「不満ならやらなくていい」と
    いうと、そう言われたことが新たな不満となる。

7:アラーミスト(Alarmist)−なんでも危機なのです。リスク・テーキングが
    出来ず、あれが問題だ、これが問題だといいながら解決案や代案を提案
    するわけでもありません。結論はだからいまのままでよいといっている
    わけで、回避できる危機と損害を最小にするといった危機管理が
    できない。

8: バックスライダー(Backslider)-この人がいるとすべて、元のもくあみに
    戻ってしまいます。一旦は前向きに議論がしんてんしていても,議論を
    もとにもどして、既得権を護りとおそうとします。多分大学の教授会
    では、バックスライダーの集まりだと思いますがいかがでしょうか。

9:独裁者(Dictator)または戦車(Tank)ー同僚といえども、自分の意見通り
    させる、説明もなしに、只、命令するタイプ。有無を言わせずに、思い
    通りに戦車で突進するようなタイプでもあります。

10:スニーカ(Sneak)-ずるく立ち回ったり、こそこそ、卑劣な行動をし、
    時には、虚言を混ぜたり、意味を歪ませたり隠蔽したりします。

11:マーター(Martyr)-電信柱が高いのもかれのせいなのです。すべて私が
    悪いのですと涙をだして哀れみを請います。一方、膨れ面になったり、
    ふてくされたりします。ときによっては殉教者になります。

12:癇癪(Exploder:虐待乱暴な行為)−言わずもがなです。


IT時代のよい人材の見つけ方

飯坂 譲二様(ビクトリア カナダ)

1.緊急度を感知できるセンスの有無
2.複数の仕事をハンドルできる能力
3.相反するもの、競合するものを相手にした解決能力
4. 他人を説得できる、あるいは納得させる能力
5.締め切りについを護るセンス
6. 創造的な問題解決能力
7. いろいろなことをミックスできる
8. 情熱をもち、楽観的な見方ができる
9. そして他人を和ませるセンス、ユーモア
があるのではないかと思います。
これに加え、
A: 論理的なプレゼンテーションができる
B: 必要な情報を交換するコミュニケーション能力
C: 時間管理や優先度設定の自己管理能力
D: レコード・キーピングの能力
E: 遅速な人に対する思いやり
などもありましょう。


ソーシャル スタイル

藤原真由美様

概略を説明すると、人には大きく分けて4つソーシャルのタイプがあり、
それぞれアナリティカル、ドライバ、エミアブル、エクスプレッシブ
になります。営業でお客さまに接するとき、お客さまがこの中のどれかを
判断して、適切な対応と取ると満足度が高くなり、製品も売れるという
主旨でした。
感情を抑制する傾向と、表現する傾向は、しばらく黙って相手の話を聴いているのが
苦痛になるのか、快いのかで自分の属する傾向がわかります。